9月17日
海氷を背景に連日海水の採取作業が行われている。最近は毎日雪が降り、気温もマイナスになるつつある。寒いデッキでの作業をしてくださる乗組員の皆さんに感謝である。採取した海水は採水担当のメンバーで海水が入ったボトルから各項目(10種類近くの項目)の瓶に移しかえる。その作業は採水班長というリーダーが指示を出して行われる。「A君、次は20番のボトルから水を組んでください。Bさん、あなたは30番からお願い」。そう言われると瓶などが大量に入った買い物かごを持って、ボトルの近くに向かって、カゴの中の瓶に海水を詰めていくのである。ボトルとボトルの間は非常に狭く、隣同士では肩があったて作業ができないため、採水班長は全体を見つつ、効率良く作業が進むよう常に考えながら作業の指示を出しているのだ。




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