섹션 개요

    • 海洋データをグラフ化するソフト(Ocean Data View: ODV)は、ドイツのアルフレッド・ウェゲナー研究所が開発して、全世界に無料で公開しているものです。WindowsやMacのPCにインストールする版、ウエブブラウザ上で利用する版があります。このコースでは、ハードルの低い、Web-ODVの利用方法を説明します。

      ODVのPCインストール版を利用する方法はここをクリック

    • 1)Web-ODVを提供している、ドイツのアルフレッド・ウェゲナー研究所のサイト https://explore.webodv.awi.de/ へ入る。

      2)「Ocean」➡「woa2018」➡「1.00-degree」➡「All-years」➡「Annual」を選ぶ。

      (ショートカット:https://explore.webodv.awi.de/ocean/woa18/1.00-degree/1_all-years/1_annual/woa18_1.00deg_all-years_annual/)

      (World Ocean Atlas 2018:全海洋の3次元格子点に水温・塩分・酸素・栄養成分などのデータを入れたデータセット(気候値データ)。高解像度0.25-degreeと低解像度1.00-degree、どの年代の平均にするか、年平均か、季節平均かを選択する。最新版はwoa2023ですが、密度データへの換算に対応していないようです。一つ古いwoa2018にしておきましょう)

      3)Web-ODV(Ocean data view 2023)の画面が開かれる

    • Web-ODVでの図の保存について、本LASBOS Moodleコースの中頃に説明をしています(https://repun-app.fish.hokudai.ac.jp/course/section.php?id=12696)

    • 1:水平分布図を描く

      【View】➡【Layout Templates】➡【1: SURFACE Window】

      海洋表面(0 m)の水温分布図が描かれた。

      違うパラメタを選ぶ。

      【水温分布図(マップ)で右クリック】➡【Properties】➡【Data】➡【Z-Axis】で表示したいパラメタを選択

      (デフォルトでは、水温、塩分、酸素、酸素飽和度しか選べない)

      もっと他のパラメタ(栄養成分など)をIsosurface の変数に加えたい。

      (Isosurface(等しい値の面) variable(変数)の図: 等しい値(例:深さ)の面で、ある変数(例:水温)の図)

    • メニューバー【View】➡【Isosurface variables】➡Newの画面で追加したいパラメタを選択(その右側「@Depth [m]」は、そのままにしておく)➡【Add】

      「あるDepth[m]の面における変数(variables)を定義する」という操作です。

      AlreadyDefinedの欄に、追加した変数が表示されます。

      (マップで右クリック➡【Properties】➡【Data】➡【Z-Axis】を選ぶと、先ほど追加した変数が選択肢に出てきます。

    • 任意の水深の水平分布図を描く(方法①)

      【Isosurface variables】にて➡ @ Depth [m] の右側ボックスに任意の水深 [2000]などを入力、【Apply】➡ 水平分布図(マップ)のZ軸のパラメタを変更(先ほど追加した、パラメタ @ Depth[m]=2000 を選ぶ)

      以下のように、Temperature @ Depth [m]=2000 の水平分布図を描くことができた。

    • 任意の水深帯の水平分布図を描く(方法②)

      【水平分布図上で右クリック】➡【Sample filter】➡【Customize】➡ Variable (Depth [m])のAcceptable Rangeに、990~1010 [m]などと入力する。

      (WOA2018には、水深1000mが格子点に設定されているのを知っているから、1000~1000 [m]とピッタリの値を入力してもよい。しかし、普通の観測データの場合、1000.00 [m]のようにピッタリではないので、範囲を指定する。)

      以下のように、水深範囲(990~1000 [m] = 1000 m)のリン酸塩(Phosphate)濃度の水平分布図が描かれた。

    • Web-ODVでは、図を操作した情報は各自PCのウエブブラウザ(Chromeなど)の「履歴」に保存され、随時更新される。ある時点での「Web-ODVの履歴」をファイル化して保存しておけば、好きな時に、その状態に戻すことができる。

      1)Web-ODVのトップページ(https://explore.webodv.awi.de/)のNoteにある、「Private Settings」(https://explore.webodv.awi.de/html/private-settings.html)にアクセス

      2)「Save Settings」で、その時点でのWeb-ODV履歴を保存する(各自PCのDownloadファイルにテキストファイルが保存される)。

      3)その時点での履歴を呼び出したいときは、「Restore Settings」で、各自PCに保存した履歴ファイルを選択する。履歴ファイルを選択したのち、当該Web-ODVのURL(WOA18_1.00deg_all-years_Annualなど)に再度アクセスする。

    • 【Export】➡【Window data】➡【to Clipboard】➡ Export variable labelsだけを選ぶ

      クリップボードにデータが抽出されるので、エクセルのシートにペーストする。

      (緯度経度のマイナスは、西経、南緯を表す)

    • woa(world ocean atlas)には、水温と塩分のデータはありますが、これらから計算される密度のデータがありません。密度の鉛直分布図を描いて、海洋の混合状態を読み取る必要があります。そのため、web-odv-woa2018にて、ポテンシャル密度を表示させます。(ポテンシャル密度アノマリーとして計算されますが、その意味はLASBOS内の別ページなどで学んでください

      【View】➡【Derived variables】➡【Physical Properties】➡【Potential Density Anomaly】を選び、Enter referenceに「0」を入力(海表面0 m を基準としたポテンシャル密度を計算) ➡【Isosurface variables】➡ newの一番下にある選択肢【potential density anomaly】をadd ➡ 分布図のZ-axisの選択肢から【potential density anomaly】を選ぶ

    • 密度分布(ポテンシャル密度アノマリ)の分布図が描かれた

    • Web-odvのwoa2018では、利用できるパラメタ(水温・塩分・酸素・栄養成分など)を使った計算の結果を、新たなパラメタに設定することができます。その一例が、上で求めた、ポテンシャル密度アノマリーです。これ以外に、硝酸イオンとリンの濃度比(N / P)を求めて、それを図示することもできます。Derived variablesの画面で、操作してみましょう。

    • 【最初のマップで右クリック】➡【Manage section】➡【Define section】➡鉛直断面を描きたいルートをマップで右クリック、最後の点でダブルクリック】(間違えたら、ODV画面の右上の方にある「丸矢印:やり直しマーク」をクリック)

      ➡【Section Coordinate:Longitude(緯度方向)】➡【Mean width:200 kmなど】

      ➡【View】➡【Layout Templates】➡【1:Section window】

    • このような南北(Coordinate: Latitude)鉛直断面図を描くことができた。

    • 鉛直断面図を、カラーコンター図にする、コンター線を描く

      LASBOS MoodleのODVコース(インストール版ODVの各解説)へのリンクです。

      鉛直断面図をカラーコンターにする方法:https://repun-app.fish.hokudai.ac.jp/course/section.php?id=10439

      コンター線の間隔や太さを調整する方法:https://repun-app.fish.hokudai.ac.jp/course/section.php?id=10617

      コンター線の描画を保存する方法:https://repun-app.fish.hokudai.ac.jp/course/section.php?id=10516

      コンター線を別の図に重ね合わせる方法:https://repun-app.fish.hokudai.ac.jp/course/section.php?id=10517

      コンター線を別の図に重ね合わせる方法(応用):https://repun-app.fish.hokudai.ac.jp/course/section.php?id=10519

    • 散布図を描く方法:https://repun-app.fish.hokudai.ac.jp/course/view.php?id=1961

    • Ocean data view (ODV) を使って、Worlad Ocean Atlas 2018の全海洋気候値データをプロットすると、いろいろな特徴が見えてきます。その特徴に興味を持つためには、海洋学の基礎知識が必要です。

      LASBOS 海洋化学:https://repun-app.fish.hokudai.ac.jp/course/view.php?id=457

      で学んでください。その中でも、「水の流れ」や「海洋の酸素」、「海洋の栄養成分」を学ぶとよいでしょう。これらのページで掲載される図の多くは、WOA2018をodvでグラフ化したものです。同じような図を作るところから始めるとよいです。

    • Web-ODV-GLODAP:世界中で行われた海洋観測の実測データ(水温・塩分・栄養成分・炭酸系成分・化学トレーサー(フロン類など))が集約されている。(本LASBOS内のリンクです)