Section outline

    • 1-3.  気候値データ(WOA)で鉛直断面図を描く の続きです。既に、Define Section で図示する場所が設定済みです。

      【Layout Templates】➡【1  Scatter Window】 で、Y軸:Depth、X軸:Temperature の図が描かれました。


    • 日本海に限定して、ある水深のリン酸塩とAOU(見かけの酸素消費量)の散布図を描きます


      【View】➡【Layout Templates】➡【1  Scatter window】 で、全海洋、全水深の散布図(X: temperature,  Y: Depth)が描かれました。



      この全データから、日本海のサンプルだけをピックアップします。

      まず、日本海付近を拡大表示させます。マップ上で右クリック 【Auto-Zoom In】 2回。



      マップ上で右クリック 【Station Filter】➡【Customize】➡【Domain】➡【Define Polygon】



      左クリックで範囲を指定、【Enter キー】で確定 ➡【OK】

      で、以下右のように、日本海だけを選びました。



      X軸のパラメタを変更して、日本海のAOU(見かけの酸素消費量)の鉛直分布を描きました。

      水深 1000 mより深い所は、AOUが高くて一様です。



      Station Filterにより、日本海と同じ緯度帯で近いところの太平洋に限定して、AOUの鉛直分布を描きました。

      日本海と随分違いますね。なぜ違うのでしょうか。(筆者の大木は、不勉強で、その理由はわかりません)

      とにかく、日本海の研究は奥が深いそうです。日本海の研究を進める国立環境研究所の荒巻博士の記事をご覧ください。