섹션 개요

    • 1-8. ODVで鉛直断面図を作る の復習です。

      A-Lineの栄養塩とChl-aのデータを整理して、そのデータファイルをODVで読み込んだら

      View】→ 【Layout Template】→ 【1 Section】 (断面図を一つ作る)

      → 地図上にカーソルを置いて、左クリック、【Manage Section】→ 【Define Section




      地図上で、断面図に反映する観測ステーションを選びます。観測ステーションの上で左クリック(一点目)、ステーションの下で左クリック(二点目)、キーボードの【Enterキー】を押してください。Section Propertiesにて、Latitudeを選択、Mean Widthを広げて、観測ステーションを囲む赤枠を調整します。



      横軸を緯度(Latitude)、縦軸を水深(Depth m)、変数を温度(Temperature ℃)とする断面図が描かれました。




      それでは、Z軸の変数を変えて、栄養塩(NO3, PO4, Si)やクロロフィル-a(Chl-a)の鉛直断面図を作りましょう。



    • 鉛直分布の図にて、右クリック、【Properties】→ 【Data 】→ Z Axis(Z軸)を、【8 NO3 ~】に変更しましょう。

      深い方は、濃度が一様で面白くないので、濃度変化が顕著な、0~1000 mに焦点をあてます。

      【Properties】→【Data】→ Y Axis(Y軸)の【Y Axis Settings】→ Minimum を0、Maximumを1000にします。

      【Display Style】→ 【Gridded Field】を選択




      【Contours】(等値線を設定します)→ 【 << 】を押して、等値線を描く間隔を確定します。



      鉛直断面図が完成したら、【View】→【Save View As】でODVの図を保存します。

      図の保存の説明はこちら


      図を絵(GIFやPictファイル)でも保存します。

      図にカーソルを置いて右クリック、【Save Plot As】

      (作成した全ての図を、絵のファイルで保存してください)






    • 混合層の発達や成層化が、表層への栄養塩供給の特長を決定づけます。表層に供給された栄養塩は、混合層内の光環境がよければ、植物プランクトンの基礎生産に使われます。これらの特徴を鉛直断面図から読み取られるように、栄養塩やクロロフィルの鉛直断面図に、混合層深度の線を重ね合わせましょう。

      1-9. ODVで作った鉛直断面図に混合層深度の線を加える を参考にしてください。

      X軸(緯度)とY軸(深度)の範囲を一致させることを忘れずに。Y軸の深度範囲は、0~200 (or 300 m)がよいでしょう。


    • パワーポイントを開いて、鉛直断面図の絵ファイルをコピー&ペーストしてください。



      パワポのスライドに貼った鉛直断面図を全て選択して、グループ化しましょう。(全て選択してから、右クリックで【グループ化】。もしくは、【Cntr + G】) グループ化してから、まとめて、サイズを変えると、全ての図のサイズが同じ比率で変わります。グループ化を解除してから、適当に配置しましょう。


      パワポに貼り付けてみたら、図の凡例や軸の文字が小さすぎることに気が付きました。

      ODVの図に戻って、フォントを大きくして、再度、パワポに貼り付ければよいです。

      それが面倒なら、パワポ上で、白い四角を貼って、その上に、テキストを貼り付けて、無理やり、文字を大きくしましょう。





      とにかく、見やすい図ができればよいです。

      (徐々に、ODVの機能を理解して、フォントの調整などもODVでやりましょう)


      見やすい図ができたら、それぞれの鉛直断面図を見比べましょう。共通点や相違点を探してください。