先のコースに従って、A-LineのデータファイルをODVで読み込んで、密度差(Δdensity)の鉛直断面図を描いてください。
以下のように描かれました。
混合層深度は、通常、10 m から、深くても150 mくらいです。密度差が大きいのは、0~500 mくらいの深度帯です。Y軸(水圧≒水深)を0~500 m、Z軸(密度差)を0~2の範囲にしてください。、
混合層の定義として、Δdensity = +0.1 σΘ を採用して、その混合層深度を結ぶ線を引きます。
鉛直断面図上で右クリック、【Properties】→【Display Style】→【Gridded field】
【Properties】→【Contour】→ Start: 0、Interval:0.1、End:0.1 を入力して、【 << 】→【OK】
(コンター線を描くのを、最初の線をZ軸の値を0、コンター線の間隔を0.1、最後の線を0.1と設定)
密度差が0の線と、密度差が+0.1(混合層深度)の線が描かれました。上のContoursの画面にて、Start 0, increment(上昇幅、コンター線の間隔)0.1、End 0.1に設定したからです。密度差のデータにはマイナスの値を含むため、密度差0のコンター線も描かれたのです。
混合層深度の密度差+0.1の線だけを表示させます。密度差が-8よりも小さなデータは無いので、
Start:-9、Increment:9.1、End:0.1 とすれば、0.1の線だけを表示してくれます。
(Startの値を-10にしたら、Increment:10.1、End:0.1 とします)