セクションアウトライン

  • 先のコースで、Ocean Data View (ODV)のインストールが済みました。

    A-Line観測のデータファイルを、ODVで読み込む形式に整理して、タブ区切りテキストで保存しました。

    このコースでは、A-LineデータをODVで読み込んで、次のコースで作図をします。

    本コースで、扱うA-Lineデータ(WK1405)に、エラーらしきところがあります。エラー箇所について、先のコースの説明をご覧ください。

  •  ODVで読み込むA-Lineデータ(タブ区切りテキスト形式)を、適当な作業フォルダに保存しましょう。(そのフォルダーに、読み込んだデータファイルに対応するODVファイルが自動生成されます。)





    ODVを起動します。


    デスクトップ上のアイコンをダブルクリック


    タブ区切りテキストのデータファイルを、ODV画面上にドラッグ&ドロップ。




    (データファイルを左クリックしたまま、カーソルをODVの画面の上まで持ってきて(ドラッグ)、クリックを解除(ドロップ)します)


    A-Line観測は、日本の東北沖太平洋のデータなので、東北沖に観測場所(メタデータのLatitudeとLongitude)として青い丸印がプロットされています。地図上で拡大したい場所にカーソルを動かして、右クリックして、Auto Zoom Inを選んでください。東北沖太平洋に青丸(A-Lineモニタリングの観測場所)が並んでいれば、データファイルの読み込みが完了です。






    ODVで読み込むのに適したデータファイルになっていない場合、以下の操作が必要です。

    (メタデータ列の名前を誤入力している場合、以下の操作が必要。トラブルシューティングと思ってください)



    •  データファイルの先頭行でメタデータ列の名前を誤入力していると、ODVが自動でメタデータ列を識別してくれません。そのようなとき、以下のように、メタデータ列や変数列の指定を手動でやる必要が生じます。


      データファイルを読み込む際のフォーマットを指定します。(デフォルトのまま、何も変更せず、「OK」を押せばよいケースが多いです)

















      上の画面では、左欄(Source Variables)の Cruiseをクリックしたところです。右欄(Target Meta Variables)のCruiseが対応していることが表示されました。関連付けはOKです。






      左欄(Source Variable)でSationを選びましたが、右欄(Taget Meta Variable)のStationに*マークがなく、両者が関連付けられていません。

      データファイルの列ラベルに、“Sation”と誤入力していたため、ODVが自動でStationと識別してくれなかったからです。(データファイルの方を修正すべきですが)手動で関連付けることもできます。Associateをクリックしてください。






      データファイルの列名では、分を"Min"と記していました。ODVでは、"Min"を"分 = Minute"と認識してくれません。データファイル列(上図の左欄)のMinと、Minuteも関連付け(Associateをクリック)てください。






      変数として指定する列(左欄)も、候補(右欄)と一致しているか、上図左欄の項目をクリックして、チェックしてください。

      左欄と右欄の関連性が問題無いなら、OKをクリック。




      A-Line観測は、日本の東北沖太平洋のデータなので、東北沖に観測場所(メタデータのLatitudeとLongitude)として青い丸印がプロットされています。



      地図上で拡大したい場所にカーソルを動かして、右クリックして、Auto Zoom Inを選んでください。観測点のプロットを確認できたでしょうか。これで、データファイルの読み込みが完了です。