新造船・北海道大学付属練習船うしお丸
うしお丸Ⅱ世は、30 年間にわたり、漁業・海洋に関する調査研究や学生実習等を担ってきましたが、老朽化に伴い、2021年に新造船が始まり、2022年新船に移行することとなりました。
こちらのコースでは、新造船の過程やうしお丸Ⅲ世の特徴についてご紹介します。
うしお丸Ⅱ世は、30 年間にわたり、漁業・海洋に関する調査研究や学生実習等を担ってきましたが、老朽化に伴い、2021年に新造船が始まり、2022年新船に移行することとなりました。
こちらのコースでは、新造船の過程やうしお丸Ⅲ世の特徴についてご紹介します。
令和3年(2021年)9月から、新潟造船株式会社で建造。
2022年10月25日 函館へ回航
・喫水を抑え、浅い漁港等への入港を可能に
・データロガーシステムを船内LAN統合し、観測データへのアクセス性向上
・女性専用衛生区画を設置
・各種省エネ設計を導入(ラダーバルブ、PWMシステム)
・軸発電機による船内給電
(PWMによるランニングコスト削減・主発電機を停止可能)
・船から陸上への給電システムを備え、災害時等における大規模停電への対応が可能(100V 90A/一般家屋2件分相当)
・小型船ながら水中放射雑音ICES基準を満たす低ノイズ設計
・着底トロール、マグロ延縄、底延縄、流し網、イカ釣り等各種漁業漁撈装置を装備
・音響観測機器は計量魚群探知機3周波→6周波、マルチソナービーム、超音波式多層流速計ADCP 1周波→2周波を搭載
・ドライ・セミドライ・ウェットが分離した研究室配置
・4000m巻きの観測ウインチ、アーマードケーブル
・曳航ブームによる各種プランクトンネット類の曳網
・水中、空中ドローンを備え、ドローン実習も実施