プロペラを回転させて船に推進力を与えるための機関(エンジン)を主機という。最も一般的に利用されているのは重油を燃料とするディーゼル機関であり、主機で生み出された回転運動をプロペラ軸に直接伝えて船尾のプロペラを回転させる仕組みになっている。この場合、プロペラの回転によって発生した振動や騒音がプロペラ軸・主機を介して船体に伝わってしまうため、その影響を抑えたい場合(たとえば、客船は乗り心地を向上させるため)には、プロペラと主機を直結させず、発電機による電力でプロペラをモーター駆動させる電気推進システムが採用される場合もある。 主機(および関連する補機)は、船尾部に設けられる機関室(エンジンルーム)に配置される。 【水産科学・海洋環境科学実習 海文堂出版,136-137 より】


船を動かす、いわば心臓に当たるのが主機(エンジン)になります。エンジンもブロックの開口部から積み込んで行きます。

船の大事な心臓、主機のスレスレ積込作業ご覧ください!