卵黄と油球は孵化後約1週間で消費され、その後は外部からの餌を食べるようになります。
餌を食べる前をプレレプトセファルス (preleptocephalus)、食べてからをレプトセファルス(leptocephalus)といいます。
プレレプトセファルスとレプトセファルスを合わせて仔魚といいます。
天然のウナギは約半年間の仔魚期を海で過ごします。

プレレプトセファルスとレプトセファルスを分ける時期は学者によって違います。
一般的な仔魚前期と仔魚後期の概念、つまり卵黄と油球の吸収や摂餌開始を基準(孵化後約1週間)にする人がいれば、レプトセファルスの独特な形である柳の葉っぱのようになるまで(孵化後約1か月間)をプレレプトセファルスと呼ぶ人もいます。

私はややこしいので、あえて分けずに「仔魚」といいます。