レプトセファルス (Leptocephalus) はウナギだけでなく、扁平で透明な独特な形を持つ、カライワシ上目 (Elopomorpha) の幼生の名称です。

日本語で訳すと「葉形幼生」になりますが、意味は全然違います。


レプトセファルスの語源はラテン語で Lepto (小さい)+ Cephalus(頭)、つまり小さい頭という意味です。

ちなみに頭足類のCephalopoda (Cephalo:頭 + Poda:足)、十脚目の Decapoda(Deca:十 + Poda:足)、防波堤でよく見かけるテトラポット (Tetra:四 + Pod:足)もラテン語です。


学者の中ではレプトケファルスと呼ぶ人もいて、ラテン語式にはこれが正しい発音です。

レプトセファルスは英語式の発音ですが、こっちの方が多く使われています。


海で産まれたレプトセファルスは何を食べるのでしょう。気になる人はこちら!

最終更新日時: 2020年 07月 16日(木曜日) 17:35