섹션 개요

    • どのように、LASBOSでSDGs達成に貢献するのでしょうか?

       SDGsという、チャレンジングな目標を達成するには、全ての人が同じ目標に向かって行動しなければなりません。一緒に動く人を増やしてゆくことが欠かせないので、発信力のあるメディアがSDGsの達成に向けた行動を発信・拡散する必要があります。LASBOSはオンライン教材を発信するメディアとして、SDGsに関連する研究や教育の情報を北大の学生や一般に発信します。

    • LASBOSが、SDGsの何に関連するのでしょうか?

       海や水産に関するオンライン教材を集積した「LASBOS」と関連性が高いSDGsの目標としては目標2、目標3、目標4、目標6、目標12、目標13、目標14、目標15などがあります。

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    • 以下の目標とターゲットは「我々の世界を変革する:持続可能な開発のための2030アジェンダ」外務省仮訳より抜き書きしています。
    • 目標2:飢餓を終わらせ、食糧安全保障及び栄養改善を実現し、持続可能な農業を促進する(関連する20コースを紹介)

      2.3 漁業者をはじめとする小規模食糧生産者の生産性及び所得を倍増させる。

      2.4 持続可能な食糧生産システムを確保

      → LASBOSでは、水産養殖や品種改良による安定的な食糧生産、水産物の高付加価値化に関する研究や教育の情報を発信しています。

    • 目標3:あらゆる年齢のすべての人々の健康的な生活を確保し 、 福祉を促進する(関連する5コースを紹介)

      3.3 2030年までに、水系感染症及びその他の感染症に対処する。

      3.9 2030年までに、有害化学物質、ならびに大気、水質及び土壌の汚染による死亡及び疾病の件数を大幅に減少させる。

      → LASBOSでは、食品加工や流通における食中毒の抑制、水質改善に関する研究の情報を発信しています。

    • 目標4:すべての人々への包摂的かつ公正な質の高い教育を提供し、生涯学習の機会を促進(関連する3コースを紹介)

      4.3 2030年までに、すべての人が、手ごろな価格で質の高い大学などの高等教育への平等なアクセスを得られるようにする。

      4.b 後発開発途上国の人たちが、高等教育を受けるのに必要な奨学金の件数を全世界で大幅に増加させる。

      → LASBOSでは、大学の授業内容を紹介し、誰でも教材を閲覧できるようにしています。順次英語化を進めています。
      オンライン教材を介して後発開発途上国の人たちに北海道大学の教育内容を知ってもらい、留学生として受け入れるのをバックアップしています。
    • 目標6:すべての人々の水と衛生の利用可能性と持続可能な管理を確保する(関連する2コースを紹介)

      6.3    汚染の減少、投棄廃絶と有害な化学物質や物質の放出の最小化、未処理の排水の割合半減及び再生利用と安全な再利用の世界的規模での大幅な増加させることにより、水質を改善する。

      6.6 山地、森林、湿地、河川、帯水層、湖沼などの水に関連する生態系の保護・回復を行う。

      → LASBOSでは、人々が使う水の安全性を高める研究を紹介しています。湖沼に繁殖する植物プランクトンの中には、大増殖して毒素を放出するものもあります。そのような有害藻類を、自然にいる微生物の力で制御する研究があります。

    • 目標8:持続可能な経済成長と働きがいのある人間らしい雇用(関連する1コースを紹介)

      8.3 生産活動や適切な雇用創出、起業、創造性及びイノベーションを支援する。

      8.4 世界の消費と生産における資源効率を漸進的に改善させる。経済成長と環境悪化の分断を図る。

      → 目標1、5とも関係しますが、漁業を経済基盤とした安定・強靭な社会システムの構築において、女性の能力強化が欠かせません。そして、すべての人たちが働きがいのある仕事に就くことが持続性につながります。LASBOSでは、このような視点で進めている研究を紹介します。

    • 目標9:持続可能な産業化の促進及びイノベーションの推進(関連する1コースを紹介)

      9.4 資源利用効率の向上とクリーン技術 及び 環境に配慮した技術・産業プロセスの導入拡大、産業改善により 、持続可能性を向上させる。


    • 目標10:各国内及び各国間の不平等を是正する(関連するコースを紹介)

      10.1 各国の所得下位 40% の所得成長率を漸進的に向上させる。

      10.6 国際経済・金融制度の意思決定における開発途上国の参加や発言力を拡大させる。

      → 漁業経済を基盤とした社会において所得下位の人たちの所得が向上すること、その経済基盤を活かして他国と平等な取引ができるような社会システムを構築することを目指した研究を進めています。LASBOSでは、そのような研究を紹介します。

    • 目標12:持続可能な生産消費形態を確保する(LASBOS-SDGs目標12へリンク)(関連するコースを紹介)

      12.3 食料の廃棄を半減させ、生産・サプライチェーンにおける食料の損失を減少させる。

      12.b 地方の産品販促につながる持続可能な観光業に対して持続可能な開発がもたらす影響を測定する。

      → LASBOSでは、食品(おもに水産物)の残渣物(未利用部位)利用する研究、食品の保存と安全衛生に関する研究や教育の情報を発信しています。
      → LASBOSカードを介して、特産品の水産物をアピールし販売促進に貢献します。

    • 目標13:気候変動及びその影響を軽減するための緊急対策を講じる(関連するコースを紹介)

      13.3 気候変動の緩和、適応、影響軽減及び早期警戒に関する教育をする。

      → LASBOSでは、海や水産漁業に関する気候変動に関連する研究や教育の情報を発信しています。

    • 目標14:持続可能な開発のために海洋・海洋資源を保全し、持続可能な形で利用する(関連するコースを紹介)

      14.1 あらゆる種類の海洋汚染を防止

      14.2 海洋生態系に関する悪影響を回避、生態系回復のための取り組み

      14.3 海洋酸性化の影響を最小限化

      14.4 水産資源を回復、漁獲規制

      14.7 後発開発途上国の海洋資源の持続的な利用

      14.a 開発途上国における生物多様性の寄与向上、科学教育の推進

      → LASBOSでは、以下の海洋科学や水産学に関する研究や教育の情報を発信しています。

        海洋科学(物理・化学・生物)

        海洋マイクロプラスチックスの調査・研究・教育

        海洋生態系を調査して、生態系回復のための漁業規制を提案

        海洋酸性化の研究

        後発開発途上国に赴いて水産学の研究教育

        海の生物多様性に関する研究


    • 目標15:陸域生態系の保護、生物多様性の損失を阻止(関連するコースを紹介)【準備中】

      15.1 陸域生態系と内陸淡水生態系及びそれらのサービス保全、回復及び持続可能な利用

      15.5 生物多様性の損失を阻止

      15.8 外来種の侵入を防止、陸域・海洋生態系への影響を大幅に減少させる、優先種の駆除または根絶

      → LASBOSでは、以下の研究や教育の情報を発信しています。

        河川や湖沼の生物多様性を調査

        河川と海を行き来する魚類の生態を調べ、陸域生態系への寄与を調査、保護に役立てる研究

        河川や湖沼への外来性魚類の分布とその影響を調査する研究