目標4:質の高い教育をみんなに
目標4:すべての人々への包摂的かつ公正な質の高い教育を提供し、生涯学習の機会を促進
4.3 2030年までに、すべての人が、手ごろな価格で質の高い大学などの高等教育への平等なアクセスを得られるようにする。
4.b 後発開発途上国の人たちが、高等教育を受けるのに必要な奨学金の件数を全世界で大幅に増加させる。
「我々の世界を変革する:持続可能な開発のための2030アジェンダ」外務省仮訳より抜き書き
オンライン教材を介して後発開発途上国の人たちに北海道大学の教育内容を知ってもらい、留学生として受け入れるのをバックアップしています。
LASBOSでは、SDGs目標4に対して何を貢献するのか
2030年までに、世界の人々すべてが、平等に大学教育へアクセスできるようにするには、オンライン教育の仕組みを利用することが欠かせません。LASBOSでは、大学教育の内容をオンラインで一般公開することを進めています。世界中の人(もちろん、日本中の人を含む)にLASBOSのオンライン教材で学んでもらい、北海道大学の教育の内容を詳しく知ってもらいます。北海道大学への留学を決意したら、各種制度(※)を利用して、留学してもらいます。オンラインで事前学習が済んでいるので、修学に対する不安は少ないと思います。
LASBOSでは、大学で学ぶ内容を一般公開し、オンラインで学習する場を提供することでSDGsに貢献します。しかし、それだけでは足りません。北海道大学は研究者を育成する高等教育機関です。全ての人が、研究者を育成する高等教育機関へのアクセスを可能にする必要もあるでしょう。研究者養成には、実験や実習が欠かせません。オンライン学習だけでは、どうしても足りないのです。私たちは、全ての人が、北海道大学へ実際に留学するチャンスを得られることを目標に定めます。現状の各種制度(奨学金や留学生寮)だけでは、実現は難しいので、なんとか、拡充したいと考えています。