このようなアルギン酸の性質を利用して、「
コンブのネバネバーアルギン酸実験」では、カルシウム溶液(乳酸カルシウム溶液)に、色を付けたアルギン酸ナトリウム(Na)溶液を落として、(人工イクラみたいな)プヨプヨ球体を作りました。下の絵のように、アルギン酸ナトリウム(Na)の球体の表面は、水中のカルシウムとイオン交換して、アルギン酸カルシウムの粒子になります。球体内部には、カルシウムは入ってこれないので、球体内部はアルギン酸ナトリウム溶液のままです。そのため、球体の外側が柔らかい殻で覆われて、プヨプヨ球体になるのです。

上の絵のようなプヨプヨ球体を作った後、アルギン酸ナトリウムの溶液を、全て、カルシウム溶液(実験では、乳酸カルシウム溶液を使用)に入れたでしょうか。全部入れると、大きなプヨプヨができたと思います。それを手でこねると、プヨプヨ(アルギン酸ナトリウム)の全てが、液中のカルシウムと反応して、硬い塊のアルギン酸カルシウムになります。