この日は係留型の多周波数音響プロファイラの一つであるAZFPの設置と海洋観測(※外部リンク)を行った。15時半ごろに機材を持って港に集まり,二隻のボートに分乗し現場を目指した。現場に向かう船の上で本体と土嚢オモリの接続が行われ,最終的な投入を待つのみとなった。現場のフィヨルドに到着すると,氷河末端が海中に侵入する氷の壁が見えた。GPSを頼りに,設置場所に到着すると,まずフロートのついた本体が入水された。続いてボート端部がゆっくりと傾くとまず土嚢おもりが海中に沈んでいき,続いてロープで接続された本体も沈んでいった。投入の様子は空中ドローンで撮影した。
 ボートに搭載された魚群探知機で反応があったため,釣りを行いその正体を確認しようとした。海底までしかけを落としたり,中層の反応付近を狙ったりと,いろいろと試したが,魚を釣ることはできなかった。

 
バギーのトレーラーに乗せて,ゲストハウスから港へAZFPを運ぶ
観測に向けてボートに乗り込む

 
船の上で最後の準備が行われ,投入を待つAZFP
氷山の浮かぶ海を疾走するボート。かなり手前を走るボートと比べてみると,氷山の大きさがよくわかる。

フィヨルドの周囲は岩の断崖になっている
湖にいるかのように波がない

AZFPを投入する様子(撮影:櫻井)




সর্বশেষ পরিবর্তন: সোমবার, 19 মে 2025, 9:29 AM