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Topic outline
鉛直プロファイルを描く
演習8-1
作業フォルダ(c:\GMT_exe\Exercise-8\)を作ってください。BAT-8-1.txt をダウンロードして、作業フォルダにバッチファイル形式で保存します。xyDATA-8-1.txtもダウンロード、作業フォルダに保存します。GMTコマンドプロンプトを起動して実行してください。
こんな図ができましたか?
xyDATA-8-1.txt は、一列目に0~85mまでの水深が記され、二列目に成分の濃度値が記されています。X座標を二列目、Y座標を一列目にしてプロットしました。Y座標は、上下反転させています。
列と列の間は、タブ(tab)が一つだけ入っています。
先頭行は、水深(m) (tab) NH4 のように、文字列が入っています。
GMTで、データを読み込むときは、先頭行が文字列で記されている場合、自動でスキップされます。
BAT-8-1.bat の中身を理解しましょう。
psxy:
一番目のpsxy命令文: XY座標データの、XY座標点を線で結びます。
二番目のpsxy命令文:座標点に印をプロットします。
-i オプションで、X座標列、Y座標列の順に指定します。データファイルの1列目を指定したいときは i=0、データファイルの2列目が i=1、以下3列目がi=2、、、に相当します。 例えば、データファイルの5列目をx座標のデータ、2列目をy座標のデータとして使いたいときは、「 i4,1 」と指定します。 上のバッチファイルでは、i1,0 と指定しているので、x座標がデータファイルの2列目、y座標が1列目ですね。
psconvert : gmtで作った図( .eps 形式)を変換します。-Tf オプションによりPDF出力
一番目のpsxy が長くて、見づらいです。
つぎに、psbasemap により、図の枠線、数値注釈(annotation)だけを予め設定します。
課題8-2
BAT-8-1.bat の命令文を psbasemap を使って、整理します。
- BAT-8-1.bat をコピーして、BAT-8-2.bat として保存してください。書き出しファイル名を、Fig-8-2.eps と修正してください。
- 以下のように、psbasemap の命令文を加えて、修正してください。
- 書き出しファイルの追記のルールに従ってください。
次の命令文で書き出しファイルに追記する場合(追記予告): -K > 書き出しファイル名
追記したうえで、次にも追記する場合(追記完了&予告) :-O -K >> 書き出しファイル名
追記終了(追記完了) : -O >> 書き出しファイル名
(元のバッチファイルで、一番目の psxy 命令文にあった -R と -J, -B オプションを、psbasemap の命令文オプションに切り貼りすると楽です。psxy には、-Rと-Jは必須なので、一番目のpsxy に -R -J と付けておいてください。 追記予告・完了のオプションも設定します)psbasemap の命令文で必須のオプションは、-R (図の範囲)、 -J (投影法)です。
-JX8/-10:xy座標の図、横8cm、縦10cm、' - 'が付されているy座標は、軸が反転します。
- バッチファイルを保存して、実行してください。
Fig-8-1 とFig-8-2 は、全くおなじですよね。
できなかったら、以下をダウンロードしてください。