現在、市場に回っている「養殖ウナギ」はシラスウナギの時に捕獲されて養鰻場で大きく育てられたものです。
つまり、元をたどれば天然の資源になります。
このウナギの資源量は 1990年代から激減し、今は絶滅危惧種になっています。
ウナギの保全のためには、天然の資源に依存しない養殖が必要です。
養鰻場で産まれたウナギが大きくなり、卵を産んで、卵から孵化したウナギがまた大きくなって卵を産むシステムです。
これを完全養殖といい、養殖現場で産まれ育てられた魚を人工種苗といいます。
これから人工種苗はどのように得られるのか説明しましょう。
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