遊泳能力がほとんどない仔魚は約半年間、海流にのって日本や韓国、台湾、中国の沿岸にながれてきます。
体長が最大に達した仔魚は、私たちが知っているウナギの形である細長い円筒形になります(シラスウナギ)。
これを「変態 (metamorphosis)」といいますが、ウナギは変態の間は餌を食べません。
変態が終わったウナギの稚魚は河口域に接岸し、餌を食べ始めると体に色素がつきます(クロコ)。
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