はじめに
セクションアウトライン
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何かしらの道具である可能性が高いです.でも,まだ分からないので,どのように作られたのかを想像してみます.
「鑿のようなもので木を削ったものである.幹についた枝を活かして脚のように作ってある.」
このような制作・技術情報は,モノにまつわる「コト」情報の一つで,モノ自体から抽出できる「コト」情報だと言えます.
しかしながら,モノ自体から抽出することが難しい/抽出できないコト情報もたくさんあります.
Q1.どのように使うのか,は物を観察すればヒントが得られるかもしれませんが,
Q2.誰がどのように入手したのか,については物を観察しても全く分かりません.
博物館では,モノにまつわるコト(コンテクスト)情報の存在を意識することが重要です.