セクションアウトライン

    • スサビノリの細胞で導入された遺伝子を安定的に発現させるためには、プロモーターと呼ばれる転写制御領域として、スサビノリ由来のものを用いること(転写の促進)、さらに導入遺伝子のDNA配列をスサビノリ遺伝子のコドンに適合するよう最適化すること(翻訳の促進)が重要であることが明らかになりました。


    • スサビノリ細胞に導入した4つの遺伝子コンストラクト

      スサビノリ細胞に導入した4つの遺伝子コンストラクト

              導入した遺伝子コンストラクトの説明

       35S:
       陸上植物に感染するCaMV35Sウィルスの
       プロモーター
       GUS: b-グルクロニダーゼ
      (大腸菌由来のレポーター遺伝子)。発現すると
       細胞が青く染まる。
       GAPDH:
       スサビノリ由来のプロモーター(GAPDH遺伝子)
       PyGUS:
       アミノ酸配列は変化させずにDNA配列をスサビノリのコドンに適合さ   せた改変GUS
       (b-グルクロニダーゼ)遺伝子


      陸上植物で良く用いられているプロモーターである35Sプロモーターはスサビノリ細胞ではほとんど機能しないこと、大腸菌の遺伝子はスサビノリ細胞ではほとんど翻訳されないことが、導入した4種の遺伝子コンストラクトにおけるGUS発現細胞数を調べることで分かりました。