섹션 개요

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      北海道南部の南かやべ地区では、冬季、コンブの養殖ロープにPalmaria属の紅藻(以下ダルスと略す)が自然に繁茂します。生産者からは、養殖コンブに太陽光が当たらずその成長の妨げになるとして、繁茂したダルスは厄介者扱いされています。しかしながら、最近の成分分析により、ダルスにタンパク質、食物繊維、カリウム、ビタミンB群などの栄養成分が豊富に含まれることも明らかになってきました。

      このような背景を受け、私達は未利用資源であるダルスの有効活用を目的として、ダルスに豊富に含まれる色素タンパク質の構造特性の解明と、それらが持つ健康機能性に関する研究を行っています。本稿では、現在までに得られた成果を簡単にご紹介します。




       
      ■安井肇先生(昭55ゾ)撮影