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       これまで微生物は有用物質の生産や発酵食品の製造など人の暮らしに様々な恩恵を与えています。しかし、環境中の微生物の99%以上は未だ分離培養できていないと考えられています。すなわち、未培養微生物は膨大な未利用遺伝資源と考えられます。我々は微生物を培養する事無く直接DNAを取得するメタゲノム法でその探索を行っています。遺伝資源は一度失われると二度ともとには戻りません。生物多様性を維持し未利用遺伝資源の探索を行っています。 このような研究を通して、SDGs(海を豊かに)に貢献したいと思います。

       国連では2021年からの10年間を、「海洋科学の10年」に定めて、SDGsに貢献することを目指しています。国連が定める海洋科学には、水産漁業の分野も含まれます。