섹션 개요

      • 次世代シーケンサーを利用した網羅的な遺伝子発現解析により、ACC処理による有性生殖誘導時に発現が増加する遺伝子の情報を得ることが出来ています。これらの遺伝子は、有性生殖細胞の形成に機能するものや酸化ストレス耐性の付与に関与するものだと予想されます。そこで現在開発を行っているゲノム編集などを利用し、これらの遺伝子の機能解析を行っていく予定です。
      • スサビノリで得られた知見を基に、それ以外の有用な紅藻類の生殖機構も明らかにしていきたいと考えています。まずは、ACCの効果が他の紅藻類にも見られるか検討していく予定です。
      • 現存する紅藻類と形態や生殖器官が類似した化石が10億年以上前の地層から発見されていることやDNAの塩基配列を用いた分子系統解析から、紅藻類は原始的な真核生物だと考えられています。そのため紅藻類の生殖機構の知見は、これらの持続的な生産に貢献するだけでなく、真核生物の生殖機構の進化を理解する上でも重要だと考えています。