概要
Section outline
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海藻の持続的な生産のためには、これらの繁殖戦略を理解した上で、藻場の保全や増養殖を適切に行っていく必要があります。海藻において繁殖が成功するためには、最適なタイミングで生殖することが重要であるため、海藻は外界の環境の変化を感知することで、成長から生殖の転換を厳密に調節していると考えられていますが、これらの制御機構は不明です。そこで本研究室ではアジア圏で養殖が盛んな海苔の原料である紅藻アマノリ類を主要な研究対象とし、本属の生殖機構に関する研究を行っています。またこれらの知見を基に寒天の原料として重要な紅藻オゴノリなどの生殖機構に関する研究も行っています。

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