섹션 개요

    • 免疫化学的検出・測定法を開発する最初の段階は、目的とする純度の高いタンパク質を「免疫抗原」として用意することです。複数のタンパク質を含む試料から目的のタンパク質の純度を高めていく作業を「精製」と言います。








      卵形成関連タンパク質の精製例:

      卵黄タンパク前駆物質はビテロジェニン(vitellogenin:Vg)と呼ばれます。左の図は、雌性ホルモンを投与したボラ(Mugil cephalus) の血液から3種類のVgを精製した時のフローチャートです。例えば、VgAの場合、初めにイオン交換カラムの一つPOROS HQ、続いてハイドロキシアパタイトカラム、VgB抗体を結合したネガティブ親和カラム、最後にゲルろ過カラムの一つSuperose 6を用い、合計4つのカラムクロマトグラフィーを経て精製しています。






      ゲルろ過カラムのクロマトグラム例:

      ゲルろ過カラムはタンパク質の分子量の違いに基づき分離する手法です。左図は、縦軸に吸光値、横軸に溶出分画番号を示したVgAの溶出クロマトグラムです。一般に、1本の対称的なピークが得られると、高純度に精製されていると考えます。