現生の魚類は、世界で34,000種以上が知られています。一方、毎年300種から500種の魚類の新種が公表されているため、魚類の種数は増え続けています。このように多くの新種の報告が続いていることは、魚類の多様性が依然として十分解明されていないことを示しています。そのため、形態学を基盤とした魚類の多様性研究を推進する必要があります。