殺藻細菌を見つけて、研究室の中で培養する事で殺藻物質および生合成遺伝子を明らかにすることができました。ここまでは多くの蓄積のある研究手法が使えるため、比較的スムーズに進展しました。
しかし、本当にこの物質が実際の環境中で殺藻現象に関わるのか?それとも他の培養できない細菌や実験室では生産しないような物質が主役なのか?殺藻細菌による赤潮・アオコ対策を実用化するためには、実際の環境を調査しないといけません。ただし、ここから先はまだ世界で誰も達成できていない、フィールド調査と化合物や遺伝子研究を融合する手探りで進む世界になっていきます。さて、この研究は目標にたどり着くことはできるでしょうか?