Perfilado de sección

  • 餌のコストは養殖生産において大きく、これを効率的に行うことで、コストを抑制することが期待できます。

    現在、魚群行動モデル(Boidモデル、別項参照)と成長モデルを連成して、魚の給餌行動とそれによる成長量のシミュレーションを試みています。

    ここでは、以下の2種類(A:広範囲給餌、B:狭い範囲での給餌)で成長の違いについて、シミュレーションで比較しました。

    給餌範囲

    図3 シミュレーションにおける給餌範囲

      

     

    動画1 給餌条件Aのシミュレーション

     

     

    動画2 給餌条件Bのシミュレーション


    最終的な成長結果を以下に示します。広範囲で給餌(給餌条件A)の方がバラツキが少なくなりました。

    今後は、このシミュレーションを活用することで、最も収益が高くなる給餌方法を明らかにしていく予定です。


    給餌結果

    図4 90日後の飼育結果