Perfilado de sección

    • 現代史では、安全保障政策と漁業の関係に注目し、海面の埋め立てをともなう基地問題や東シナ海問題(尖閣諸島問題)・南シナ海問題(海の覇権争い)の解明に取り組む。⇒前者では、基地問題という国策が最も凝縮され、かつ国家の意志に触れることができるテーマに注目することで、現代国家における産業と国民のおかれた位置を解明。後者では、漁業を主権、国力、法の三つの観点から分析し、日本の遠洋漁業の歴史と現在を国際環境にてらしながら包括的に検討。




    • 国境水域で漁業は「国連海洋法条約」や二国間の漁業協定は締結されていても、繰り返される紛争や覇権争いに巻き込まれてきたことを指摘。

      さらに、日本は領土問題では一歩も引けないが、国際関係の維持も優先せねばならず、漁業外交では不利な譲歩が続いていることを指摘。



    • 「国境」の最前線での実態調査
      -東シナ海と南シナ海の連動性に注目して-


    • 中国浙江省の漁村。不動投資が活発でビル群が乱立する。


    • インドネシアのマナド。現地の経済は地下経済も含めると9割ほどを華僑が占有しているとされる。
      地方政府の要職(裁判官など)へも華僑が進出。インドネシア人は、漁業分野でも華僑に雇用さる側。
      日本の漁船漁業に、技能実習生として活路を見出す者が多数。そしてそれが立身出世のコース。