船上にて採取した海水を実験室に持ち帰り分析を行う. 今回は, ターナー蛍光光度計(Model 10-AU, Turner designs)を用いた定量法により定量を行う(Welschmeyer, 1994). 植物プランクトンの色素抽出には有機溶媒であるヂメチルホルムアミド(DMF)を用いる(Suzuki and Ishimaru, 1990).
用意するもの
ろ過の手順
測定の手順
計算方法
◎クロロフィルa濃度(mg/m3)
Chlorophyll a (mg/m3) = 0.164 × (F – BLANK) × v ÷ V (1)
0.164: 既知のクロロフィルa濃度とその時の蛍光値との間の傾き(いくつかの希釈系列を作って求める.。それぞれの装置この値は少し違うので注意。ここでは2020年3月に行なった校正値を用いる)。