セクションアウトライン

    • 黒潮の一部は台湾・南西諸島周辺から東シナ海へ入り、東シナ海陸棚上を北上して対馬海峡を通過し、日本海へ流入する。この流れを対馬暖流と呼ぶ(上の右図)。対馬暖流は日本海を北上し、その一部は津軽海峡を通って太平洋へ流出、もう一部は宗谷海峡を通ってオホーツク海へ流出する(次ページの図参照)。宗谷海峡を通過した水は宗谷暖流として北海道オホーツク海沿岸を流れ、その後、根室海峡・国後水道などを通じて太平洋へ出る。太平洋に流れた後は、親潮系水と混ざりながら北海道(十勝~日高)の陸に沿って流れる沿岸親潮となる(次ページの左図)。また、津軽海峡を抜けた津軽暖流は、時期により、東北沖の太平洋へ到達すること、東北沿岸を南下すること、北上して日高湾に至る。