單元大綱

    • 亜熱帯循環と亜寒帯循環の成因(エクマン輸送と地衡流)
       北緯40度付近には、西から東へ偏西風が吹いている。偏西風によって、亜寒帯の表面付近の表層水がエクマン輸送(次に説明する)により亜熱帯域へ運ばれる。赤道付近(北半球)では東から西へ貿易風が吹いている。貿易風のエクマン輸送により、熱帯域の表層水が亜熱帯域へ運ばれる。これらの効果で、亜熱帯域は水が集まる収束域になっている。集められた表層水の下には、分厚い内部領域(100~最大1000 m)の水がある。後でも述べるが、この内部領域の水が収束した水によって、上から押されていることが大事な観点である。