補足(エクマン輸送)
地球は自転しているので、地球上の物体が移動すると、移動方向に対して右向きにコリオリ力が作用、右向きに変えられる。海面上を一定方向に風が吹くと、表面の水は風の方向に流されるが、コリオリ力が作用して右方向に傾く。その直下の水も、上層の流れに引きづられつつ、コリオリ力が作用してさらに右に傾く。深くなるにつれて、流れが右方向、右方向に傾いてゆく。その結果、下層の流れの方向が螺旋状に変化して見えるため、この様子をエクマン螺旋という。エクマン螺旋が見られる層内(約0-100 m)で水の平均的な流れをみると、風の進行方向に対して90°右側に輸送される。これをエクマン輸送という。

エクマン螺旋のイラスト(NOAA, National Ocean Service, https://oceanservice.noaa.gov/education/tutorial_currents/media/supp_cur04e.html)