食品の安全性は、生産、製造、流通、販売および消費の全ての過程で担保されなければならない。本講義では、高品質で安全性の高い水産食品製造の理解を目的とし、水産物における健康被害のリスクとなる原因物質の特性とその制御または管理手法について理解する。
1.水産食品に関連する健康被害を引き起こす原因物質についてその特徴を説明できる。
2.食品の安全性と保存性を向上させるための制御法について説明できる。
3.水産食品製造に必要な衛生管理手法の重要性と実施方法を説明できる。
1.健康被害を引き起こす原因物質(微生物)
2.健康被害を引き起こす原因物質(化学物質)
3.健康被害を引き起こす原因物質(寄生虫)
4.水産食品とアレルギー
5.水産食品の保存性および安全性の向上技術
6.衛生管理とHACCP
1.事前に講義資料を熟読することで予習に努める。
2.講義資料に基づいて講義ノートを作成し、復習に役立てる。
授業内容に関する資料を配布する。