ライブ配信、オンデマンド式、どちら?
以下の授業形式があります。
1) ライブ配信( or リアルタイム): Zoomなどオンライン会議システムを利用して、パワポ(など)のスライドショーを画面共有して授業を行う
2) オンデマンド式: パワポスライドショー(など)の記録動画を、ELMS等にアップして随時受けられる授業
3) 対面式: 学生を教室に集めて、従来通りの授業を行う
4) 1~3)の組み合わせ
ライブ配信(1)とオンデマンド(2)のどちらがよいのか?
学生に意見を聞くと、「生活のリズムを整えるためにも、ライブ配信がいい」、「より通常の授業に近いので、ライブ配信がいい」 の声がよく聞かれます。いっぽう、オンデマンド式でも、学生からの評価が高い授業もあるようです。
2020.9.15に、高等教育研修センターにて、セミナー:「withコロナ時代の大学教育をどう創っていくか」 が開かれました。そのセミナーで、山田先生らによる一般教育演習(フレッシュマン演習)のオンデマンド式授業が紹介されました。その授業では、レポート課題をELMS Moodleから提出させ、そのレポートを何度もフィードバックと改訂を繰り返して、レポートを完成させました。少人数制(23名以下)だからできる方法ですが、学習効果は非常に高いと思われます。学生にとって、総合的な満足度が高く、オンデマンドの欠点が見出されなかったのだと思います。山田先生は、オンデマンドの利点として、「オンデマンド教材であれば、その中身を、毎年、良くしてゆくことにつながる」ことを挙げていました。
Diperbaharui kali terakhir: Rabu, 16 September 2020, 9:03 AM