以下、学生から寄せられた意見です。学生個々の意見なので、全体的な意見、平均的な意見ではありません。これら意見に対して、対応した事例も紹介しています。


FD研修用の動画説明 by 大木 (Google Suite:北大のGoogleアカウント必要)


「Zoomなど、オンライン会議システムを利用した授業について」


授業開始時に、「音声が届いているか、学生に聞いてほしい」 「音声届いてます」とチャット機能で投稿してもらいます。

(教員は、講義配信用のPCと、もう一台、学生目線の受信用PCを横に並べてオンライン授業を実施すると安心です。受信用PCにイヤホンを挿しておけば、受信音声も確認できます。また、講義受信用PCにはZoomのチャット画面を開いておけば、講義中でもチャットの投稿を確認できます。(配信用PCにチャット画面があると邪魔) 大木)


オンライン授業のあと対面式授業がある場合、30分以上前にオンライン授業を終わらせるか、オンデマンド式での対応も必要

 (ライブ配信のオンライン授業のパワポスライドショーを記録しておけば、授業終了後、すぐに、講義動画(スライドショーファイル)をアップできます。 大木)




「オンライン授業の全般的なこと」


・ オンラインライブ配信やオンデマンド式の動画配信の授業でも、印刷媒体の講義資料もあったほうがよい。それのほうが、より通常の授業に近い。(複数の学生からの反応です)


・ オンライン(ライブ配信)とオンデマンドを比べて、「日々の生活リズムを整えるためにも、リアルタイムのオンライン授業に参加したい

(私の授業では、「オンデマンドでも配信しているので、わざわざ、オンライン会議システムの授業には参加しなくてもいいですよ。出席もとらないし。」と学生にお知らせしました。受講者70名中、約45名がリアルタイムで参加していました。 大木)

→(東京大学の調査より)東京大学ではライブ配信のオンライン授業を教員に勧めていたとのこと。学生の満足度は、ライブ配信の方が相対的に高い結果が得られた(サイバーシンポジウム 9/4の資料18ページ目)。※高い結果とはいっても、どちらとも言えない0点~良い(1点)の間で0.2~0.4点でしかないので、絶対的な満足度は低いようである。 東京大学では、1学期のオンライン授業の満足度(1~10)は平均8点と高かった。しかし、1学期と同じことを、2学期でやるだけでは、その満足度は下がる可能性がある。今後、対面とオンラインの混合が必然になるだろう(同資料の22ページ目)。


・ オンライン授業でパソコンモニターを見続けるのは、通常授業より疲れる。途中に休憩が欲しい


・ 私(大木)の授業でアンケートを取ったところ「オンライン授業にかかる通信料金が、正直、痛い と、回答したのは、40名中2名でした。無料wifiのある、フェリーターミナルで受けているとの声もありました。現在は、教務担当に相談すれば学内で通信環境のある場所を提供してくれるはずです(大木)。


最終更新日時: 2020年 09月 16日(水曜日) 08:05