上の元データファイルでは、時系列の鉛直密度データ(1列目が時間、2列目が深度、3列目が密度)から、水深5m(5 db とほぼ同じ)の密度に対して、0.03 (σ)上昇した深度を抽出する計算式が入っています。


いろいろな計算方法、抽出方法が考えられるので、より良い方法を各自工夫してください。


エクセルシートの計算部分の簡単な説明です。

A~C列が、観測データです。

D列に、水深5mの密度を表示させました(D列6行に   =C6 」を入力、D列7行以下に  =D$6  を入力しました)
 ( " $ "  の意味は、Google  " エクセル $ 意味   " で検索して理解してください)

E列では、水深5m の密度(D列6行)から、各深度の密度(C列)を差し引いています。

F列では、水深5mより深いところで、初めてE列の計算結果が0.03を超えたところに、1  を入力する計算式( if 文)です。

(  if 文の使い方も、Google 検索 ”  エクセル if文 ”で参照してください。





この計算シートの一番右の列に、混合層深度を示す「1」を表すことができたら、このシート全体を選択してコピー、エクセルの別のシードで右クリック、「貼り付けのオプション」→「数値(1,2,3)」を選んで貼り付けてください。数式が貼り付けられるのではなく、表示されている数値だけが貼り付けられます。こうすることで、数値を昇順に並べ替えられます。

最終更新日時: 2020年 07月 29日(水曜日) 15:41