6月20日「コンブの収穫・乾燥作業等、浜における出荷前作業研修」

長崎大学水産学部2年 市川絵梨

6月20日に北海道函館市を訪れ、釜谷町の現場でのコンブの出荷前の作業を実際に見させていただきました。大学に入ってから現場を訪れて学ぶ機会も多くなく、もっと実際に見て学びたいと思ったことが今回参加させていただこうと思ったきっかけです。

・実施した内容

乾燥の体験

水揚げ直後のコンブを見させていただき、乾燥のために広げる体験をさせていただきました。天気があまりよくなく周りの他の漁師さんがとってきていない中、私たちの見学のためにコンブをとってきてくださったそうです。

養殖場の見学

実際に船に乗って養殖がされている海上まで行きました。天気が悪く、いけるか怪しい中、船に乗せてくださった漁師さんには感謝しかありません。

乾燥後のコンブを巻く作業

乾燥後のコンブを広げながらきれいに巻きました。機械のようなものを使い、1枚1枚きれいに巻きました。使った機械について、洗濯機の部品を使っているという話を聞き、使いやすいようにこだわりが詰まっているものなのだなと感じました。


巻き終わったコンブのカット作業

巻き終わったコンブのカット作業は、コンブのひれの部分などの少し薄い部分をカットするというものでした。私からするとどこまで切ったら良いのかかなりわかりづらかったのですが、ずっとやっていたら感覚でわかるものだと教えていただき、職人技はやはりすごいのだなと驚きました。

カット作業が終わったコンブを畳む作業


カット作業が終わったコンブを一定の長さに畳む作業を見学しました。私は時間がなく体験はできなかったのですが、他の参加者の方々が体験しているのを見て、難しそうだと思いました。巻き初めの幅の長さ、巻き方、巻き終わりの位置の調整など、意識することが多そうだなと思いました。

・学びや発見のあった部分

まず海からとってきた生の大きなコンブを見る機会はなかなかなく、それだけでもとても良い経験となりました。その中で、初めてコンブの加工はここまで手作業に頼っていることを身をもって学ぶことができました。
そして、コンブ養殖の内容について詳しく数字を出しながら説明していただき、しっかりと実際のコンブの養殖を学ぶことができました。例えば、30センチおきにくらいに3つのコンブがついているコンブの株がなるようにしていることを教えていただきました。また、収穫時期についても教えていただきました。8月20日まではコンブをとることができるけれど、温暖化の影響もあって不純物であるヒドロゾアがついてしまうため、7月中にとりきるそうです。

・自分自身が変化した部分

初めての体験ばかりで、今回の実習を経験してフィールドでの作業に今まで以上に興味が湧くようになりました。

・これまでの授業や体験と何が異なるのかの省察

これまでの授業では知識として得るだけで、現場で学ぶ機会はほとんどなかったため、今回実際に体験できたところがこれまでの授業とは異なると思いました。自分一人では体験できないような貴重な実物に触れて実習を受けることができたところが今までの体験とは異なる部分であり、とても良い忘れられない経験になりました。

・最後に

北海道という水産業が盛んな土地で実際に初めて出荷前のコンブを見ただけでなく、体験もさせていただき、とても良い経験になりました。コンブ養殖の課題など、北海道ならではのお話も聞くことができ、これからの大学での学びにもつなげていきたいと思います。

Última modificación: viernes, 3 de julio de 2026, 09:39