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僕はプランクトンの研究を行っています。

今現在北極海ではかつてないスピードで海の氷が解けています。これは地球温暖化に起因すると考えられるのですが、その影響は海洋生物にも出ています。一番大きな影響を受けるのは、世代時間の短い低次生物であるプランクトンです。

北大のプランクトン研究室では、おしょろ丸が過去に北極海に訪問した、連続した二年分のサンプルの解析をこれまでしてきました。また、クラゲ類などのゼラチン質動物プランクトンの捕食圧も大きいと考えられています。

今回の航海でとられたデータを過去環境のものと比較します。

もう一つはゼラチン質動物プランクトンクラゲ類がほかの生物に与えるインパクトを画像解析で(現場で水中カメラを降ろしたり、短い時間間隔(1秒間に8コマくらい)画像をとれる曳航型の画像解析装置)で定量することによって、クラゲ類が海洋生態系に与えるインパクトを推定します。

それ以外にも、植物プランクトンおよび海底の泥の中の休眠細胞を種としてとり、持ち帰ってから培養する研究も行います。

まとめると海の氷が減ることによって海洋生態系にどういう変化があるのか、クラゲ類が与える摂餌インパクトを両面から研究していきます。


সর্বশেষ পরিবর্তন: শুক্রবার, 9 জুন 2023, 3:03 PM