9月18日
今日は、海氷を採取するチャンスがあった。今年は例年になく海氷が観測地点に多く残っているとのこと。海氷が無いところを船は移動するのであるが海上には氷がプカプカと浮かんでいる。この氷を、荷物を入れるためのカゴですくうのである。みらいでは通称「金魚すくい」と呼んでいる。海に浮かんでいるときはとても小さく見えるのであるがいざこのカゴで救うと1mほどあり、重くて持てない。アイスピックで氷を割ってひとまずそりに移動させ、その後、袋に詰めていく。そして今後、採取した海氷について物理、生物、化学成分について調べ尽くすのである。海氷の融解が海洋表層に与える影響について評価するための貴重なサンプルとなる。




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