<動画字幕>オートクレーブ②
開口ですね、開いてみてください。
排気弁の方ですけど、あまりやり過ぎてしまうと栓が取れてしまうので取れない程度に開口してください。
蒸気出ます
30分くらいかかると思いますけど、30分くらい経つと蒸気が出てきます。
圧力調整弁の裏側にも弁があって、圧力で押されるとこれが持ち上がります。
持ち上がり始めたら圧力調整弁を閉めてください。
分銅を一番右のほうに持って行って圧力調整弁を閉めてください。
分銅は手動なので、重りがかかる状態になっています。
だいたいこれで1.2気圧かかるような位置に調整されています。
もし圧が高過ぎたら圧力調整弁を少し手前に戻して中の蒸気を1.2に保つようにしてください。
その後、2~3分すると排気弁のほうから後ろに穴があって蒸気が排出されます。
そうしたら排気弁を締め付けてください。
締め付けると今度は圧力計が上がっていって、1.2に達します。
タイマーが自動的に働いて15分カウントダウンします。
もし気圧が1.2を超えるようであれば圧力調整弁の重りを手前に少しずつ寄せるようにして圧力調整をしてください。
繰り返しますけど、このオートクレーブ高温になっています。
ですから、素手でやると間違いなくやけどするので軍手をつけて作業してください。
それから、白衣ですけども腕をまくらず降ろすようにして作業してもらいたいと思います。
終わったあとですね、タイマー自動的に戻してもらってもいいかな。
タイマーのカウントダウンが始まると1分前になるとすごくうるさいブザーがけたたましく鳴ります。
1分間鳴り続けて消えます。
そうするとガスが自動的に遮断されて赤いボタンが消灯します。
ガスが自動的にガスコンロのほうに遮断が伝わります。
そうしたら、中のオートクレーブかけ終わったものを取り出すという作業をしてゆきます。
この排気弁ですね、黒いネジの付いた弁、これを少しずつ開けて中の水蒸気を排圧してもらいます。
一気に抜かないように気を付けてください。
一気に抜くと遊ぶ弁まで中の蒸気がかかってやけどすることがあるのでゆっくり抜くようにしてください。
この時、圧力計の圧力が徐々に下がっていくような形で対応させていきます。
圧力計が0になったら圧力調整弁を開けて中の圧を抜いていってください。
これでもう完全に抜けた状態です。
弁がひしゃがない状態まで解放してください。
そうしたら蓋の部分のネジを緩めていって順次、開けてゆきます。
ものすごく熱いので十分気を付けてください。
最後に、蓋を開けるとき中にかなり高温の蒸気が残っています。
なので、蓋を開けるときは一気に開けるようにしてください。
終わったら、試験官を取り出してもらって乾燥器の中にいれてください。
ガス式のが3台あります。
一番手前のものだけ圧力計の目盛りが旧式の目盛りになっています。
一番奥に電気式のほぼ全自動のオートクレーブが1台あります。
どこかの班一つだけこっちを使ってもらうことになります。
それはそれで使い方示しますけど水を入れて中に入れて蓋を閉め、後はスタートボタンを押すだけです。
カゴですね。
オートクレーブはかごの中に入れてやるものです。
取り出すときオートクレーブの温度がすごく上がっていますから。
場合によっては壁にぶつけてやけどしてしまうことがあるので
危険防止のためにカゴを基本的には使っていくことにします。