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Macユーザー歴 2日目の大木(※)が、マックのPCでGMTを扱うときに知っておいた方がよい、使い方(コツ)を説明します。
Macユーザー歴 2日目の大木(※)が、マックのPCでGMTを扱うときに知っておいた方がよい、使い方(コツ)を説明します。
パスをチェックする方法
・ファインダーを起動します。
・トラックポイントで、パスを知りたいフォルダやファイルを選択します。
・ファインダーのメニューバーの【編集】をクリックした状態で、【opition】key を押すと、「"選択したフォルダ名"のパス名をコピー」の選択肢があらわれます。それを選んで、テキスト編集ソフト(Mi や メモ)に貼り付けます。
例)
上の GMT_shell フォルダのパスであれば、 /Users/user/GMT_exe/GMT_shell となります。
そのフォルダ内のファイル(test.sh)へのパスであれば、 /Users/user/GMT_exe/GMT_shell /test.sh などとなります。
下は、GMTを実行するための命令文(Shell script file)です。
命令文の最後(赤枠)に、「test.eps」ファイルを「GMT_exe」フォルダに書き出す指示が記されています。
このフォルダパスは「./GMT_exe/」と記されています。「GMT_exe」フォルダは何処に収納されているのでしょうか?
GMT_exeの直前にある、「.(ピリオド)」は、「現在のディレクトリー」を指定しています。
この命令文を実行しました。
下のファインダーの画面のように、書き出しファイル(output file)は、「user」フォルダー配下の「GMT_exe」フォルダに保存されました。
このとき、GMTを起動したターミナルの Current directory が、「user」になっていたので、その配下にある「GMT_exe」フォルダに書き出しファイルが保存されたのです。
では、ターミナルのCurrent directoryを調べたり、変えたりする方法を知っておいてもらいます。
GMTを起動すると、以下画面のターミナルが起動します。
ターミナルに、「pwd」と入力して、「enter」keyを押すと、Current directoryが表示されます。
/Users/user と表示されました。これが、GMTをインストールしたときに設定されているcurrent directoryです。
したがって、current directory の直下に、GMTの作業フォルダを置いておけば、作業フォルダへのパスは、./GMT_exe/ とすればよいので、便利なのです。
なお、ターミナルにて、current directoryを移動したければ、
cd /users/shared
のように入力すれば、ユーザ(users)配下の共有フォルダ(shared)に移動します。