Pokok Topik Kursus
精密電子天秤の使い方
精密電子天秤を使うケース
1) 標準試料など、正確な濃度の溶液を調整するとき
2)ホールピペットやビューレットの容量検定をするとき
3)環境試料(水中や空気中の微粒子をろ過したフィルターなど)の重量測定
【標準試料の調整方法】
ある目的濃度( x mol/L)の標準試料を作成するとき、多くの場合、x.0000 mol/Lのように、目的濃度ピッタリに調整する必要はありません。x.10354 mol/Lのように、多少ずれていてもよく、調整した結果の濃度を正確に決めることが大事です。
精密電子天秤の測定には時間がかかるため、学生実験では精密天秤に長蛇の列ができてしまいます。そこで、普通電子天秤(教室サイドの机に設置)で試薬を秤量したのち、精密電子天秤で秤量しましょう。
天秤で量り取った試薬をメスフラスコに全量移します。メスフラスコの口にロートをのせて、水を流しいれながら、試薬を移してもよいです。
ビーカーに試薬を入れて、ビーカー内である程度溶かしてからメスフラスコに入れてもいいです。
完全に溶けきってから、メスフラスコの標線まで水を加えてください。
(粉試薬が水に溶けると、水+粉試薬、の体積は小さくなります)
★ メスフラスコの栓を押さえながら、慎重かつ、念入りに、混ぜます。上下転倒20回はフリフリしてください。実験初心者は、フリフリが足らず、不均一な濃度の試薬を調整して失敗します。
★ 発熱する試薬を入れて、メスフラスコの栓をしてはいけません。メスフラスコ内の空気が熱せられて膨張し、栓と液体が飛び散る事故が発生します。