先のコース(有効数字を含む計算~簡易版~)では、有効数字より下の桁に含まれる誤差(±0.5や±0.05)が演算により、どれだけ伝搬するかを簡易的に求めたものです。分析化学の容量器具によっては、容量誤差が±0.1とか、±0.02とかマチマチです。累乗や対数計算を含む場合、どのようにしたらよいのでしょうか?
演算で伝搬される誤差を、より正確に計算するには、以下の公式を使います。
誤差σ1~σn 含む数値( x1~ xn )の演算により伝搬される誤差(σ):
σ =
ルートの中の■は、x3以下も同様に、( )2 が入ることを意味します。