โครงสร้างหัวข้อ
溶存酸素の全球分布
海洋表面の酸素濃度(µmol/kg)のコンター図を示します。年間平均の気候値です。
水温が低いほど気体の溶解度が大きくなるので、冷たい水(高緯度)の表面水中の酸素濃度は高いのが特徴です。逆に、高水温の熱帯・亜熱帯では低濃度です。
【海洋表面の酸素濃度の分布】
下に、みかけの酸素消費量(AOU)の分布を示します。大気と海洋表面の酸素が平衡に達していれば、酸素消費量はゼロ(AOU = 0)になるはずです。実際には、光合成により酸素が発生したり、海水温の上昇や低下により過飽和や未飽和になるので、AOUが正や負の値をとります。南大洋の表面でAOUが正の値をとっています(正味の消費がみられる)。南大洋では、表面から深層まで鉛直混合が活発なため、AOUが正の値をとる深層水の影響が表面に及ぼしていることが考えられます。東太平洋の赤道域でも、若干、AOUが正に偏っています。このエリアでも、深層水が沸き上がっているためと考えられます。
【海洋表面のみかけの酸素消費量(AOU)の分布】
酸素極小層がみられる水深750mと、深層の水深3000mにおける、溶存酸素濃度の全球分布を示します。
(上と下の図で、カラーバーのレンジが異なるのに注意してください)水深750 mでは、大西洋のアフリカ沿岸で酸素濃度が低くなっています。北西太平洋の亜熱帯(北緯30度付近)で周囲よりも酸素濃度が高くなっているのが特徴です。なぜでしょうか。
全海洋の水深750mと3000mのみかけの酸素消費量(AOU)の分布図を示します。おおよそ、酸素濃度の全球分布と、逆の関係にあります。
海洋化学では各パラメタの鉛直分布を考えるのが定石だから、溶存酸素(DO)とみかけの酸素消費量(AOU)の鉛直分布を並べてみます。①と②のグラフ、どちらが北大西洋、北太平洋か、即答できますか?