Pokok Topik Kursus
著作権および二次利用
学内限定のELMS Moodleと違って、LASBOS Moodleは全世界の人々がログインなしで見れる一般公開になります。
したがって、LASBOS Moodleでコースをお作りになる際には著作権に気をつけていただく必要があります。
なお、先生方にご提供いただいたコースの中に含まれている、先生ご自身が撮影された写真、作成されたイラストに関しては許可なしで使わないようにLASBOS Moodleのホーム画面に注意事項を書いております。
さらにご自分のコースの二次利用について厳しく管理されたい方は、コースの頭にあるページ「参考文献の入手と著作権について」を入れてください。
(インポートで、そのまま移動できます)
2020年6月まで作成されたコース(バランスドオーシャン運用部が代理で作成)には、すでに上のページが含まれています。
ご自分のコースを著作権フリーにしたい場合はページを非表示設定にしてください。
すでに作られているコースから欲しい項目をそのまま移すことができます
論文・書籍の転載
未発表のデータをLASBOS Moodleに載せる場合
LASBOS Moodleは一般公開されるため、まだ未発表のデータを載せられる場合、情報漏れの恐れがあります。
またジャーナルによっては投稿の条件に「どこにも掲載されてないこと」があるので、今後発表の予定があるデータはコースにしないことをお勧めします。
すでに論文になっているデータを載せる場合
論文化されたデータ(図、表など)の著作権は著者あるいはジャーナルの出版社にあります。
誰が権限を持つかは出版社のホームページの Licence & Copyrightを確認しなければなりません。
出版社によって許容範囲が異なりますので、ご注意ください。
例1)Journal of Endocrinologyに掲載されている自分の図を載せたい
- Journal of Endocrinologyの出版社を確認 → Bioscientifica
- 出版社のホームページから転載に関する規定を確認
- 著者本人の場合、特別な許可なしで使える
例2)Earth and Space Scienceに掲載されている他人の表を載せたい
- Earth and Space Scienceの出版社を確認 → American Geophysical Union
- 出版社のホームページから転載に関する規定を確認
- 教育目的なら、誰でも特別な許可なしで使える
例4)Biology of Reproduction に掲載されている図を載せたい
- Biology of Reproduction の出版社を確認 → Oxford Academic
- 出版社のホームページから転載に関する規定を確認
- 論文のサイトでPermissionを申請
- ただしOpen Accessの場合はLicenseの種類を確認のうえ使用可能
最も一般的に使われるCreative Commonsの説明です
例5)マイナージャーナルで、ホームページに著作権のことが書かれていない
出版社に直接メールあるいは電話をして承諾を得てください。
今まで処理された出版社別著作権の状況です。
リストは随時更新する予定ですので、情報を共有していただけると有り難いです。
よろしくお願いいたします。
書籍にある図を載せる場合
基本、ジャーナルと同じです。
出版社を確認のうえ、直接承諾を得てください。
<岩波書店とやりとりの例>
ホームページにある図を載せる場合
ホームページの担当者に連絡して、直接承諾を得てください。
<国立極地研究所とやりとりの例>
転載または引用した論文・書籍の表記
すでに論文化されたデータをお使いになる場合、論文の情報「著者名、出版年度、ジャーナル名」をご提示ください。
そして論文のDOIをリンク付けして、さらに Open Accessの場合は論文の情報と一緒にそれを示し、より多くの人がダウンロードするようにしてください。
書籍、またはホームページからの引用も同様、必ず出典を明記し、出版社や元のホームページにリンク付けしてください。
また、図・表の転載などはなく、内容の一部を引用したり、参考にしたり、コースの内容と関係があって是非紹介したい論文あるいは書籍も、ジャーナル情報、Open Access情報、出版社ホームページなどを書いていただけると有り難いです。
例 1
例 2
例 3
例 4
写真・動画の著作権
写真や動画は基本ご自分が撮影されたか、撮影者にインターネットに公開していいと了承を得た上でお使いください。
Googleなどポータルサイトの検索で見つけた写真は、インターネット上に公開されたとはいえ、撮影者が著作権を放棄した訳ではないので、自由に持ってくることはできません。
また、例えご自分で撮影されたとしても人の顔が写っていたら、その方に承諾を得た上でコースに載せるようお願い致します。
画像素材の著作権
イラストなどの画像素材も、写真と同様にインターネットのものをそのまま使うことはできません。
また以下のサイトは著作権フリーの画像素材を提供しているので、こちらをご利用ください。
(著作権は作家所有だが、20点までは無料で使える)
(会員登録必要)
地図の場合、一般的に使われるのはGoogle mapだと思います。
Google map & earthのpermission page をみると「ガイドラインに従い、コンテンツの権利帰属を正しく表示することを条件に、自由に使っていただけます」とかかれています。
しかし、それをきちんと守っても投稿先のジャーナルによっては正式なpermission letterを要求する場合があり、Googleはそういう対応はしないそうです。
念のため、コースに地図を載せる場合は以下のパブリックドメインをご利用いただければと思います。
以下のサイトのデータは著作権処理不要で使えます。
個人での利用、学術研究・教育活動等の目的及び私的 利用を目的とした範囲での利用については、JAXAの許可を得ずにご利用可能です。
学術研究および著作権法の認める教育活動等(学校その他の非営利の教育機関において授業の過程 で利用等)・私的利用を目的とした範囲において、JAMSTECの許諾を得ずに無償でご利用いただけます。
バランスドオーシャン運用部ではイラスト作成のお手伝いをしております。
お気軽にご相談ください。
よろしくお願い致します。