※CREEN人材育成のクレジットのみの取得と、正規単位とクレジットの両方を取得する場合では参加登録(受講登録)するコースが異なるので注意してください。 正規の単位を取得する場合は、所属校の所定の履修手続きや単位互換制度への申し込み手続きを忘れずに行ってください。単位に関する手続きは所属する大学の教務およびCCH事務局に問い合わせてください。
「社会と経済の把」参加登録期間
2024年 9月1日~9月24日
参加登録のマニュアルはこちら
対象:全受講者
開講期間:後期
授業形式:オンライン
成績評価法:毎回のワーク課題(50%)、期末課題(50%)によって評価する。
期末は記述課題を中心とし、試験形式またはレポート形式のどちらかで実施する。
どちらの課題も、1) 教科書や資料等の解釈力、2) 論理的・批判的思考力、3) 自己主張・説得力、といった観点から論述を評価する。
キーワード
社会科学の基礎知識、知識の解釈力、論述力、論理的思考力(ロジカルシンキング)、批判的思考力、構想力
担当教員 平野智紀
HIRANO Tomoki
公立はこだて未来大学・准教授学際情報学博士
【研究分野】教育工学、ワークショップ、美術教育
【前職・前歴】(株)内田洋行
人間社会の諸現象を説明する法則を明らかにしようとする科学の総称が社会科学であり、社会学、経済学、政治学、法学、教育学などが含まれる。社会科学は人間や社会といった複雑な事象を研究対象としており、理論や法則に基づく再現可能性を基礎とした自然科学や情報科学とは異なる側面を持つ。この講義では、近代から現代にかけての社会のありようと、資本主義と社会主義、教育と福祉、自由主義経済といった基礎的な概念の意味と現代における実態と課題について学ぶとともに、社会科学の考え方を理解することを試みる。
担当教員は長らく民間企業に所属し、非営利機関との共同研究や自治体へのコンサルティングなど、社会科学にかかる実務経験を有しており、 経験的知識を授業に活用する。
1. 現代的なテーマを素材として、社会科学の視点からものごとを把握する目を養う。
2. 教科書をはじめ、社会科学の入門書や社会・経済分野の記事を読解できる。
3. 社会・経済に関する現代的テーマについて、根拠をもとに自分の意見を記述できる。
4. 自分自身を取り巻く社会環境や諸問題に対して、社会科学の視点から適切な理解・対応・働きかけができる。
講義では以下のテーマについて複数回をかけて扱う。 必要に応じて文献資料などを積極的に用い、 日本や世界の具体的な事例を教材とする。
・社会科学と自然科学
・自由とはなにか
・階級・階層・格差
・ジェンダー
・資本主義と社会主義
・宗教と資本主義
・教育の社会学
・教育の経済学
毎回講義の最後に、短い論述形式のワーク課題に取り組み、講義を振り返りながら論考を深める。毎回のワーク課題の回答は次回授業等で共有し、他の受講者の意見と自分の意見を照らし合わせながら、論考・論述の力を高めていく。授業期間を通してこれらの力が徐々に伸びていくよう、毎回の課題回答から代表的なものへのレビューなどフィードバックを積極的に行う。
教科書の該当する章を読み込み、事前課題の指示がある場合には提出する。
毎回授業に関連した短い論述形式(300-500字程度)のワーク課題を実施する 。
特になし。必要な資料や参考書は適宜指定する。