※CREEN人材育成のクレジットのみの取得と、正規単位とクレジットの両方を取得する場合では受講登録(参加登録)するコースが異なるので注意してください。 正規の単位を取得する場合は、所属校の所定の履修手続きや単位互換制度への申し込み手続きを忘れずに行ってください。単位に関する手続きは所属する大学の教務およびCCH事務局に問い合わせてください。
「地域経済論Ⅰ」CCH初回開講日
2025年 4月15日~7月29日※正規単位とクレジットを取得する場合は 4月4日(金)までに受講(参加)登録してください。
「地域経済論Ⅰ」クレジットのみ取得の開講期間
2025年 4月15日~7月29日
【履修登録済の方向け】参加登録のマニュアルはこちら
対象:全受講者
開講期間:前期
授業形式:対面・オンラインどちらでも可
成績評価法授業ノート15% 期末テスト85% ※クレジットのみ取得の場合は講義動画の視聴とレポートで評価
キーワード
都市・交通・経済
担当教員 西村淳
NISHIMURA Jun
函館大学商学部商学科・教授
【略歴】筑波大学大学院博士課程修了 学術修士1988年 函館大学 講師1994年 函館大学 助教授2008年 函館大学 准教授2022年 函館大学 教授
函館市がどのようにして都市となったか、北海道新幹線に関する問題、都市が成立する要因、地代と土地利用がどのようにして決まるのか、最適な都市規模とは、魅力ある都市とはという点にアプローチし理解する。
函館がどのような要因から都市として成長し、どのような要因から衰退し、どうなってゆくのかを自分で考察することができる。
函館市の都市としての成り立ちについて考える
1.北前船
2.北洋漁業と造船
3.青函連絡船北海道新幹線について考える
4.交通手段の選択行動
5.交通手段の選択行動の決定要因
6.交通時間の価値の推定
7.北海道新幹線需要予測アンケート調査から都市はなぜ存在するのか考える
8.都市化の動向
9.都市規模分布
10.都市はなぜ存在するのか土地利用と地代がどのように決まるのかを考える
11.古典的土地利用モデル
12.地代付け値曲線の導出
13.土地利用の決定
14.函館市の中心市街地にある空地の問題について観光の経済効果について考える
15.経済効果の計算方法
16.まとめと試験
講義の前に、次回講義のプリントや、参考書み不明な用語の意味を調べておくこと。講義の後、板書のノートを見て、理解を深めること。講義の中で出された問題に解答すること。本講義では、1回の授業時間に対して、最大で、その2倍の授業外学習が必要となります。近年、空間経済学が注目されているが、その祖となった著書『孤立国』を参考書としてあげておいたので、関心のある人は読むことを勧める
「孤立国 (近代経済学古典選集) 」(チューネン)日本経済評論社