โครงสร้างหัวข้อ
010_ガゴメ
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ガゴメ
学名:Saccharina sculpera主に北海道南部に分布し、漸深帯(水深7~25 m)の岩上に生育。葉部は帯状から長い笹の葉状で表面に凹凸模様が発達する。体長1.5~3 m、幅15~35 cm。三年生までの海藻で、一年生の葉は成熟せず、再生葉は二年生の葉となり春に著しく生長、秋に成熟し遊走子を放出する。粘性多糖類のフコイダン、アルギン酸を多く含みねばりが強い。多数の食品(北大がごめ昆布飴など)、がごめ石鹸、化粧品が開発。松前漬やおぼろ昆布の素材になる。
011_ダルス
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ダルス
学名:Palmaria palmata北方系紅藻で北海道と本州北部太平洋岸に分布し、潮間帯下部から漸深帯の岩上に生育。12~4月に繁茂する。葉は楔形、扇形、羽状に分枝する。葉は膜状から革質、明るい紅色から濃い紅色で、体長5~30 cm。巨視的な四分胞子体と雄性配偶体、微視的な雌性配偶体が存在し、異型世代交代を示す。紅色タンパク質のフィコエリスリンを多く含み、高血圧抑制や抗炎症作用があり注目されている。欧米ではサラダ、スープに入れる。
012_ワカメ
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ワカメ
学名:Undaria pinnatifida北海道東部と沖縄などを除く日本各地と朝鮮半島に分布し、低潮線から漸深帯の岩上に生育する。葉は両縁が多数切れ込み粘滑な膜質。淡い褐色で体長0.5~1.5 mになる。一年生の海藻で、冬~春によく生育し春~初夏に成熟、夏までに枯れる。栄養食品として広く親しまれ、養殖が全国的に普及し、天然のものよりも多く生産されている。胞子葉に遊走子嚢を形成。胞子葉はフコイダンを多く含み「めかぶ」と呼ばれ食用となる。
013_マコンブ
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マコンブ
学名:Saccharina japonica褐藻コンブ類の中で最も代表的な種。北海道南部から本州北部に分布し、主に漸深帯3~10 mの岩上に生育。葉は長い笹の葉形で、中帯部は葉幅の1/3から1/2と広い。体長2~10 m。二年生の海藻で、葉の生長期は1~6月、充実期は6~8月で、夏以降、葉は末枯れて成熟は9~12月である。水溶性粘性多糖類はアルギン酸、フコイダン、ラミナランをもつ。主産地の函館では栽培がさかんで、良質なマコンブが乾燥重量で毎年5000トン以上生産される。
014_アカモク
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アカモク
学名:Sargassum horneri褐藻ホンダワラ類の一種。日本各地、朝鮮半島、中国に分布し、水深2~10 mの岩上に生育。細長い俵状の気胞(浮き)をもち、体長1~8 mになる。春~初夏にかけて成熟する一年生の海藻で、雌雄異株。仮盤状の付着器(海藻の根)がはがれると、海面を漂い流れ藻となる。流れ藻はブリの稚魚モジャコ(藻雑魚)などの育成場になる。昔から本種を食用としている地域がある。フコイダンやフコキサンチンをよく含む。
015_ウガノモク
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ウガノモク
学名:Cystoseira hakodatensis北方系ホンダワラ類の一種。北海道から本州北部太平洋沿岸に分布し、水深2~15 mの岩上に生育。2~5個が数珠状に連なる気胞(浮き)をもち、全長2~8 mになる。数年生きる多年生の海藻で、6~7月に成熟。和名と学名は函館市の宇賀浦に由来し、札幌農学校の遠藤吉三郎博士が命名した。北海道の太平洋沿岸ではハタハタがこの海藻の基部に産卵する。粘性多糖類アルギン酸とフコイダン、海藻油フコキサンチンをよく含む。
016_ヒジキ
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ヒジキ
学名:Sargassum fusiforme (Hizikia fusiformis)ホンダワラ類の一種。北海道南部から九州南部の太平洋沿岸と日本海側では福井県以南、韓国、香港に分布し、潮間帯下部の岩上に生育。紡錘形の葉や気胞(浮き)をもち、全長0.5~2 m。卵と精子が受精する有性生殖と繊維状の付着器(海藻の根に相当)から新しい芽を出す栄養繁殖の二つの生殖方法を示す。鉄、カルシウム、アルギン酸、フコイダン、フコキサンチンなど有用成分を含む。日本では古代から食用とされている。
017_アナアオサ
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アナアオサ
学名:Ulva pertusa緑藻で日本各地や朝鮮半島に分布し、岩礁潮間帯から漸深帯の浅い所に生育。葉は二層の細胞からなり、形は楕円形、広披針形、不定形など様々で、大小多数の孔があく。葉長20~30 cm。一年中観察できる海藻。胞子体と配偶体は同形、配偶体は雌雄異株。縁辺部から成熟する。属名 Ulva はケルト語で水を示すul(ウル)に由来。有用成分のカロテンやキサントフィルを含み、家畜の飼料、食品や医薬品の材料として利用される。
018_アカバギンナンソウ
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アカバギンナンソウ
学名:Mazzaella japonica北方系の紅藻で北海道から本州太平洋沿岸北部に分布し、潮間帯の岩上に生育する。葉の形は卵形から幅広の不定形となり、縁辺は平滑。葉は軟骨質で色は紫紅色、葉長10~30 cm。冬~春に生長、成熟し、初夏に胞子を放出し藻体は枯れる。粘性多糖類のカラゲナンを多く含み、古くから食用や漆喰の材料に用いられた。近年、多糖類、タンパク質、ビタミン、ミネラルが健康をサポートするとされ、食品として見直されている。