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    • このコースはサロマ湖養殖漁業協同組合からご提供いただいた素材で作成しました。

    • サロマ湖は北海道のホタテガイ養殖業を支える一大拠点です
    • サロマ湖内で養殖したホタテガイは年間約7千トンが出荷されています
    • さらに,サロマ湖はオホーツク海で地まき増殖するための稚貝を養殖する重要な場であり,オホーツク海での年間約7万トンの生産を下支えしています
    • サロマ湖でのホタテガイ養殖に関わる作業の概略を動画でご紹介します


    • 準備中


    • サロマ湖のホタテガイは水温6 °C前後の頃、約2 °Cの水温上昇が刺激となって一斉に産卵放精する。例年、4月下旬から5月上旬頃に直径約80 µmの卵が放出される。浮遊幼生(ラーバ)は4日程度で殻を持ちD型幼生に変態し、水中の微小プランクトンを摂餌しながら殻長約300 µmまでプランクトンとして成長する。約35日間の浮遊生活を送った後、海草などに付着して浮遊期間を終える。現在、日本で生産されるホタテガイのほとんどは天然発生した浮遊幼生を採苗器と呼ばれる付着器に付着させて育成したものである。漁協や水産技術普及指導所はラーバの数と大きさを定期的に測定して付着時期を推定し、その情報をもとに漁業者は採苗器を投入する。