北大水産学部の研究者が中心となって水産科学の魅力を語る「北水ブックス」シリーズ(海文堂出版㈱)のLASBOS版をご覧いただけます。
今村央 著
分類学って難しそうだし、デスクワークなのでは?と思ったあなた、まさに「目から鱗」間違いなし! 新種発見のワクワク感、世界を巡る標本観察の旅、名前を付けるときのとても面倒な決まり事、標本づくりやスケッチのテクニックから論文の書きかたまで、興味深い話題が満載です。
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松野孝平 著
一貫して極域のプランクトンを研究し続けている著者が、いま北極海、南極海でどんな環境の変化が起きているのか、プランクトンの調査を通して解説する。
野村大樹(北海道大学FSC准教授)著
氷の海の役割や不思議な現象の仕組み、観測・研究の楽しさ、大変さを、ありのまま、ライブ感たっぷりにお伝えします。著者や仲間が撮影した珍しい、美しい、貴重な写真が満載。
石原千晶 著
海なし県で育った著者が、ふとしたキッカケでヤドカリと出会い、大学4年生のときから修士、博士時代を通じて現在まで、メスをめぐるオス同士の闘争行動にひたすら取り組み続けてきた日常を綴る研究体験記。
髙津哲也 著
「お祈りしていても資源は増えない」。卓越年級群(著しく生き残りの良い学年のこと)の発生機構を解明し、人手と費用がかかる種苗放流に頼らない資源増大法の発見を目指す著者の研究を、水産科学分野に興味のある高校生から研究者、水産関係者、釣り好き・魚好きの人まで、幅広い読者に向けて解説。著者を支え、研究室で卒業研究や論文として成果を上げてきた学生たちの集大成でもある。